この度は、旧石井県令邸における「イーハトーブ・バウハウスの実験」展にご来場いただき、誠にありがとうございます。
「バウハウス」とは、世界遺産にも登録されている近代ドイツの芸術学校(1919-1933)の名称です。当時のバウハウスは、世界情勢の不安や政治的・財政的問題に直面していました。しかし、バウハウスの教員と学生がその実験的精神と時代精神によって、多様なジャンルを統合する「総合芸術」、そして「アートとテクノロジーの融合」を実現し、世界に先駆けて近代デザインの基礎を築く業績を残しました。
「イーハトーブ・バウハウスの実験」展は、そのようなバウハウスを研究対象としてきた本村健太（岩手大学教授）が、研究教育活動・個人制作の成果や他者とのコラボレーションの取り組みを公開するために企画したものです。地域とつながり、背伸びしない身の丈での実験的精神や時代精神を醸し出すことを試みました。
　研究活動については、「KMKM」（松山克胤と本村健太）がメディアアートのデビュー作を発表しています。また、大学内では近いようでなかなか融合の難しかった書と美術の作品を「平田光彦⇄本村健太」が挑戦しています。さらに特筆すべきは、クラブエイトスタジオ盛岡による高級インテリアの展示です。数々のインテリアが平面作品とともに空間を演出していますのでお楽しみください。
　あわせて、D&MT（岩手大学大学院工学研究科デザイン・メディア工学専攻）の院生によるデモンストレーション、映像メディア研究室（岩手大学教育学部芸術文化課程）の学生による作品展示についても、ご高覧よろしくお願いいたします。
　同時に、保存建造物である旧石井県令邸にもご注目いただき、本展覧会が少しでも保存活動に寄与できれば幸甚に存じます。

　この度は、旧石井県令邸における「イーハトーブ・バウハウスの実験」展にご来場いただき、誠にありがとうございます。
「バウハウス」とは、世界遺産にも登録されている近代ドイツの芸術学校(1919-1933)の名称です。当時のバウハウスは、世界情勢の不安や政治的・財政的問題に直面していました。しかし、バウハウスの教員と学生がその実験的精神と時代精神によって、多様なジャンルを統合する「総合芸術」、そして「アートとテクノロジーの融合」を実現し、世界に先駆けて近代デザインの基礎を築く業績を残しました。
「イーハトーブ・バウハウスの実験」展は、そのようなバウハウスを研究対象としてきた本村健太（岩手大学教授）が、研究教育活動・個人制作の成果や他者とのコラボレーションの取り組みを公開するために企画したものです。地域とつながり、背伸びしない身の丈での実験的精神や時代精神を醸し出すことを試みました。
　研究活動については、「KMKM」（松山克胤と本村健太）がメディアアートのデビュー作を発表しています。また、大学内では近いようでなかなか融合の難しかった書と美術の作品を「平田光彦⇄本村健太」が挑戦しています。さらに特筆すべきは、クラブエイトスタジオ盛岡による高級インテリアの展示です。数々のインテリアが平面作品とともに空間を演出していますのでお楽しみください。
　あわせて、D&MT（岩手大学大学院工学研究科デザイン・メディア工学専攻）の院生によるデモンストレーション、映像メディア研究室（岩手大学教育学部芸術文化課程）の学生による作品展示についても、ご高覧よろしくお願いいたします。
　同時に、保存建造物である旧石井県令邸にもご注目いただき、本展覧会が少しでも保存活動に寄与できれば幸甚に存じます。